第8回 安田三亜子 工房展のお知らせ [お知らせ]
テーマ:愛らしいデンマークボビンレース
日時:2011年11月10日(木)~11月12日(土)
AM11:00~PM6:00(最終日はPM4:00まで)
会場:樋口文庫
第15回 セルスケブ・ミア・デンマーク総会 [説明]
KYSEの写真集『デンマークボビンレースの世界』が販売されました。

今後、各教室でも販売していく予定です。
工房に所属されない一般の方でも、ご希望があれば販売する予定です。工房までご連絡ください。
連絡先:skole.bobbinlace@gmail.comへどうぞ
KYSE写真集について [お知らせ]
第6回工房展について [説明]
平成18年10月19日から10月22日まで、虎ノ門の樋口文庫で開催しました。
322名の来客がありました。多くの方より賞賛のお言葉をいただきました。
期間中の10月20日には、安田先生の講演会がNHKであり、講演を聞かれた方々が、そのまま足を運ばれ観覧いただきました。
今回の工房展では、当工房初めての試みとして、本格的なレース作品の予約販売を受け付けました。
また、美しいテュナーレースのポストカードを4種類販売しました。これも始めての試みです。テュナーレースは日本ではご覧いただける機会が殆ど無く、デンマークでも一般的に見られる機会の少ないものなので、ボビンレースをご存知の方を中心に多くの方にお求めいただきました。予定数を超えて、初日に無くなり、急遽増刷しました。




Wikipedia「デンマークボビンレース」(2007年1月14日06:15) に
このレース写真を投稿しました。Webページ作成者blad
テュナーレースと機械織のチュールレースの違いを、手にとって見ていただけないのが残念です。
展覧会の様子は、下記で紹介していますのでご覧ください。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/BobbinLace/kouboutenn6.html
トーションレース [説明]
幾何学的な模様で構成されており、北欧の特徴を強く表現するレースです。
多くのボビンレースの教室では、トーションレースをまず学ぶことが多いようです。
模様や技法も世界共通のものが多く、ボビンレースの基本を理解するのに適しています。
ボビンレースといえば、トーションレースのことを示している本や文章にもよく出会います。ボビンレースの代表的な種類といえるでしょう。
作成する人によるアレンジもしやすく、自由なデザインの作品もよく見かけます。
デザインの数は無限であるともいえます。
ハート型の模様はデンマークでは伝統的に多く用いられるパターンです。
円形や四角形に造形していくパターンなど、作成方法の技法も多く保存されています。デンマーク以外の多くの地域では、ボーダーとコーナーを組み合わせて四角形を作成している作品が多くみられます。デンマークボビンレースでは、他の地域と共通の基本的な技法だけでなく、様々な特殊技法も保存されているのが特徴です。

円形に作成するレースです。
中心から円周までの模様を一回転させながら織り、最後に半径部分をつなぎます。
デンマークボビンレースの作品を紹介しています。ご興味のある方は下記よりどうぞ。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/BobbinLace/PHOTOLIST.html
デンマーク ボビンレース [説明]
ボビンレースは16世紀初めに、イタリアのベネツィアを発祥とされています。
ヨーロッパ各地に伝わったのち、各地で独特な様式を生み出しました。
18世紀後半に発達した器械レースに取って代わられ、その多くの技法が忘れ去られました。
日本では、ベルギーやイギリスなどの教室でボビンレースを学んで帰国される方が多く、
この2カ国のボビンレースが主流となっています。
トーションレースやフラワーレースが多いのも、そのためかも知れません。
ボビンレースの最高峰とされたフランスの技法が失われたため、
現在では、ヨーロッパ各地に伝わる技法にその名残をみることしかできません。
どの地方のボビンレースでも基本的には共通の技法で作成されますが、
その地方特有のパターンと技法を持っているようです。
デンマークでも独特のパターンが伝承されてきました。
デンマーク・ボビンレースは、高貴で洗練されたなかに、北欧人のおおらかさ素朴さのかもしだす特有な雰囲気を併せ持っています。
デンマークボビンレースは、下記の4種類に分類されています
1 デンマーク王室伝承のレース
2 トュナーのチュールレース
3 トーションレース
4 創作モダンレース

18世紀のデンマークの民族衣裳の帽子(KYSE)に用いられたレース
トュナーのチュールレースが使用されています(2004年展覧会より)
デンマークでは埋もれているレースとその技法を復活させる活動が行われています
デンマークボビンレースのホームページへは下記よりどうぞ
http://www014.upp.so-net.ne.jp/BobbinLace/
トュナーの チュールレース [説明]
デンマークのユラン半島に位置するトュナーでは、古くからスレスリックレースと呼ばれるレースがつくられていました。このレースはクリスチャン4世にことのほか愛され、保護されました。19世紀になって、ヨーロッパの他の国々のデザインが固定化してきたころ、トュナーでは北欧らしいおおらかな空間をもたせた、斬新で自由な図柄や技法が考案されるようになりました。
トュナーレースはチュールレースに分類されますが、ニードル・レースとは異なり、完全にボビンレースで作成されます。18世紀フランスの「妖精のレース」は失われましたが、トュナーレースはボビンレースの最高峰として、その美しいパターンを現代に残しました。
デンマークのボビンレース作家による、アンティークレースのパターンを図面に起こす活動をとおして、現代の私たちにも手にすることが可能となったのです。

トュナーレースの数々です。
デンマークボビンレースのホームページでは、トュナーレースのパターンを紹介しています。
興味のある方は下記よりどうぞ。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/BobbinLace/Tonder.html
デンマーク 王室伝承のレース [説明]
「クリスチャン4世のレース」と呼ばれているものです。
クリスチャン4世は1588年~1648年に在位し、デンマークで最も強大な力を誇った国王です。
当時のヨーロッパ貴族のファッションとして、ボビンレースをこよなく愛しました。
デンマーク王室伝承のレースは「クリスチャン4世のレース」と総称されます。
これらのレースは、デンマーク国産のもののほか、ヨーロッパ各地より輸入されたものも多く、独特の雰囲気を持っています。特にフランスからの輸入が多かったとされています。
当時のヨーロッパの王侯貴族は、家系ごとに独特のパターンをもち、服飾だけでなくあらゆるものを装飾していました。
デンマーク王家のレースは、デンマーク王家以外では決して使用されなかったものです。
現代のレース作家が、そのパターンを起こし、複製したことにより、
その貴重なレースを手にすることが可能となりました。

「クリスチャン4世のレース」に分類されるレースです。
8メートルの長さに織り、重ねて襟にしたものです。
「クリスチャン4世のレース」のパターンはこれ以外にも多くあります。
デンマークボビンレースのホームページで紹介しています。興味のある方は下記よりどうぞ。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/BobbinLace/CHR4.html







